帰郷と覚書き [雑感]

観世音寺3.jpg
一泊した郷里近くのホテルからの眺めを弟が撮影

11月の初めに帰郷し、父の7回忌を兄弟と母だけで行った。
父の兄弟は生きていれば12人いたらしいが、生存している何人かの叔父叔母その他の親類縁者たちは郷里には少なく、ほとんどが東京周辺で家庭を持って暮らしている。
郷里の寺のお坊さんも奥さんも他の土地から来た人である。
親戚にせよ、お寺の方々にせよ、世間一般にせよ、言葉に配慮がなく思ったことをそのまま自我の拡張めいて口にする人々は苦手である。


お経の最中に私は自分の頭がおかしくなってしまったのではないかと言う体験をした。
人間界のことではなく、幽界からの投影であるとしか感じられないものが見えた。
一時的に乱視になってしまったような感じで自分自身を疑った。
阿弥陀様の顏が所々ゆがみその首に気味の悪い女性の顏がくっついていた。
錯覚であって欲しい。


私が5歳の頃、現在も幼稚園を経営しているその寺で、梵鐘を迎えるお稚児行列があった。
人ごみの中で誰かに確実に腕をつねられ痛みが走った。
まわりを見ると顏が邪鬼の意地悪そうな少女がいた。
その土地の陰の気からわいて出たような卑屈で哀れで憎々しげな少女の表情だったがすっと消えてしまった。
親戚縁者のことではさし障りが出てくるので公表出来ないことがけっこうある。



最近見た劇場映画
しばらくしたら感想を書いて見ようと思う

1)サプライズ 
2)フォレスト・ガンプ(午前10時の映画祭)
3)四十九日のレシピ
4)夢と狂気の王国
5)かぐや姫の物語
6)悪の法則


柴犬カンチの足跡日記http://blog.livedoor.jp/kanchi_m/
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