怪奇映画「蛇娘と白髪魔(はくはつま)」 原作・楳図かずお [映画]

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1968年12月14日 モノクロ 82分  監督 湯浅憲明
「蛇娘と白髪魔」は落合道人さんからのリクエスト

★怪奇映画「蛇娘と白髪魔(はくはつま)」は、楳図かずお氏が少女フレンドに連載していた「赤ん坊少女」「うろこの顔」「ミイラ先生」をベースにして作られている。


赤ん坊の時に産院で取り違えられたため、孤児院で育った小百合に、本当の両親が見つかり、南条家にひきとられることになった。
南条家の屋根裏では、小百合と取り違えられた娘のタマミが父親に内緒で母親に育てられていた。

登場人物の中で怖いのは、タマミとお手伝いさんのしげ。
白髪魔(鬼面の妖婆)は強欲なしげが変身した化け物。
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たまみは、可愛い女の子に嫉妬心を抱き、蛇を押しつけた結果、逆に自分のほうが蛇に腕を噛みつかれてしまい、以来自分を蛇だと思い込むようになり、背中には鱗が生えていた。
この病的な思い込みはいったいどこからもたらされたのだろう。
原作・楳図かずおさんですからね。
父親がアフリカに毒蛇の研究に行ってしまったので、しばらく帰らない間、たまみにいじめられ続ける小百合。


タマミ
「(小百合)よおくお聞き、背中(の鱗)を見られちゃったから言うけど、わたしは蛇だよ~、だからそのあんたのやわらかい手が食べたい」



南条タマミを演じる高橋真由美さん 女優の花園ひろみさんにそっくり。
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原作者の楳図かずお氏が運転手としてちらりと登場!
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若かりし頃の俳優の平泉征が、小百合が育っためぐみ園のはつらつとしたお兄さんを好演。
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現在の平泉征

タマミは、お手伝いのしげにそそのかされて、お屋敷に油をまき火をつける。
タマミは即死。
しげは妖怪からしげにもどり警察に捕まる。


★3月31日でPCVistaともお別れ。





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