鎮まりの廃墟へ [雑感]

気管支炎で悪夢と無気力に襲われた後、早や4カ月がたち、仕事の合間に一日体験教室なども開き、あの世と現実の接点を書いた詩を5編詩誌に送り、ようやく体力がもどり立ち直りかけた。
癒し系のものをじっとながめぼんやり過ごす時間をもてるようになった。

ことの起こりは、除虫菊の中にたたずんでいるシカ(鹿)の写真のポストカードを10枚購入したことだった。
いつものようにインターネットで写真を探したのだが、アクテーブ コーポレィションンから販売されていることがわかっただけで、ポストカードの写真は見つからなかった。

そうこうしているうちに、行きついた先が、「北欧 廃屋の動物たち」(ナショナル ジオグラフイック日本版 2012年10月号)だった。
フインランドの野生動物キツネ、アカリス、アナグマ、ネズミ、フクロウが廃屋にやってくるのをアマチュア写真家のカイ・ファガーストロムと言う人が10年がかりで撮影したものだった。早速購入するつもりにしている。



廃屋の動物たち.jpg
「北欧 廃屋の動物たち」(ナショナル ジオグラフイック日本版 2012年10月号)

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「北欧 廃屋の動物たち」(ナショナル ジオグラフイック日本版 2012年10月号)


また教室の独奏で「帰れソレントへ」と言う曲をオカリナで吹奏してくれた人がいて、「ソレントと言うのはソ連のことですか」と言う者まで現れたので、イタリアのソレントを調べて見た。
かの美しい土地に行くためには、まずベスビオ火山の噴火で滅びたポンペイから出発、ソレント、カプリ島(青の洞窟)、ナポリそしてローマに行くとよいらしい。北イタリアのボローニャには是非行きたいと思っているのだが、そうこうしているうちにまたもや廃墟に行きついた。

廃墟2ソレント.jpg
製粉工場跡 ソレント(1866~)


もう一つ日本の廃屋 能登半島
能登半島の廃屋.jpg


人情厚い一家に憧れる!
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