故郷の盆料理(1) [覚書]

鱈の胃(たらのい・たらおさ)
タラの胃.jpg
父の故郷(九州)の鱈胃(たらおさ)の料理を作ることにした。
材料は乾燥させた鱈の内臓(棒鱈の身をとった残り)を干したものである。
鱈のはらわたとえらは歯ブラシ状のエイリアンにそっくなものでカチカチに乾いており、長さは30センチ〜40センチ。
3日ほどかけて水で戻し、食べやすい大きさに切ったものを干し椎茸や牛蒡などといっしょに醤油や砂糖で甘辛く煮込んだ。一味唐辛子の味も混じっていた。
山奥の人たちには海の魚介類が手に入りにくくこのようなものまで大切にした。
お盆料理.jpg
山里の料理の材料は、干し椎茸、干したけのこ、干しぜんまい、干し大根と言うように干したものが多く、沖縄出身の母の昆布料理もおいしかった。
干した川魚も香ばしく焼いて食べていた。


柴犬カンチの足跡日記 
自分以外のわんこを抱っこすると嫉妬するカンちゃん。
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