同窓会の前 [雑感]

同窓会ま近かの2月、参加を決めかねている人たちが入り乱れて連絡を取り合い、色とりどりの思い出話が家電話や携帯を通して浮上中。
淡い痛みを伴なう恋心のような思い出話を通じてたどり着くのは、亡くなった人の病名や自殺の原因だ。
内容に詳しい人を勘で見つけ出し、根掘り葉掘り聞き出そう。
いずれみんなこの生きている場所からいなくなるのだから、この世にいるうちに、あの人この人の腹底にしずんでいる本音を理解しておきたい。

耶馬渓線.jpg
その昔、交通機関は私鉄電車とバスがあった。
現在私鉄は廃線。サイクリングロードになっている。
現在のバスは、一日に数本運行。


同窓会では、爆音で話が聞こえづらくなる郷土芸能披露もセミプロ歌手の歌のサービスもいらない。
しみじみと話しつつ、しかし口角泡を飛ばす話で思い出の坂を駆け上って盛り上がりたい。
そうこうして、やっとすとんと話が一定の場所に落ちて、落ち着いてきたら、お互いの話を聞こうとする態度が生まれるだろう。
人それぞれ習慣や感覚が違うので、意見が違っていて当然なのだが、相手の身になって感じてみようとする態度が芽生えることだろう。

宇曽の滝.jpg
昨年故郷に行ってみたがこんな滝があった。この写真だと距離感と奥深さがつかめない。



★<オーソドックスな故郷讃歌>(ブログ主の言)
「津和野の風」 作者・安野光雅 
私の故郷は津和野ではないけれど、故郷に対する想いに共感


詩の途中から~その一部を掲載

ああわが谷は 霧の中 オルガンの歌 風に消え
老いしポプラは 影もなく 友呼ぶ子等の 声かなし

君巣立つとも 雲は行き 
春秋(しゅんじゅう) 里に めぐりきて
若葉みどりに 薫るべし 野いちご赤く 実るべし


帰れ汝(な)が家 あらずとも 
山の姿は 変わるまじ
帰れ待つ人 あらずとも 
おさなき日々は 風のなか




★ 鑑賞した劇場映画「キャロル」
キャロル.jpg
恋人がいるのになかなか結婚に踏み切れないテレーズ(ルーニー・マーラ)と
夫のいるキャロル(ケイト・ブランシェット)。 美しく魅力的な女性同士の恋。




★<ブログ訪問はできるだけさせていただきます>
私のパソコンでは3月いっぱいでGoogle Chromeのアップデートが受信されなくなるそうなので、3月~4月に買い替える予定です。(他の手段も相談中)
その間しばらく本当に残念ですが、投稿は休みます。



柴犬カンチの足跡日記 
うんとかまわれないと機嫌を損ね、押し入れに引っ込んですねるカンちゃんが可愛い。
http://blog.livedoor.jp/kanchi_m/



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危ういところで [雑感]

10月の半ばくらいからログインできない状態になっていたに違いない。
正確なことはわからないが、原因のいくつかは思い浮かぶ。


ブログ事務局からメールで送られてきた登録情報のご案内をパソコンヘルパーに読んでもらいいろいろ試みてもらったのだが、ログインする方法がわからないと言われた。
しかるべき処置ができると見込んで、高額な出張料金を払ってきてもらっていたので落胆した。
ソネットブログの今までの記事を一つ一つコピーして別の会社のブログに移すように言われたが、そんな体力も気力もないのでお断りした。
お手上げ状態だった。
あきらめかけたのだった。

パソコンヘルパーが帰った後、ブログ事務局から送られてきた登録情報変更案内をゆっくり読んで、パソコンヘルパーも私も今までやったことがなかった各種登録手続きを自分で実行してみた。
たちどころに登録手続き完了となり、変更後のメールアドレスでログインできた。
いったいぜんたいなんてことだ。
パソコンヘルパーにそのことを電話で伝えた。

ソネットブログに投稿していらっしゃる何人かの方にはコメント欄でお別れを言ってしまった。ごめんなさい。




最近見た映画 「ドラキュラZERO」
 己に悪霊を乗り移らせて力を得る巧みさと悲しさ。
ドラキュラゼロ.jpg





最近読みふけった小説 悪童日記三部作   作者 アゴタ・クリストフ
舞台はハンガリーのブタペストとオーストリア国境近くに実在する小さな町クーセグ。
双子の少年が冷酷な環境に耐え打ち勝つためにとった悲惨な行動は、お互いを殴りあって鍛えあうこと。
秘密裡にしたためたノート。ナチズムからスターリニズムへの移行。


「悪童日記」
悪童日記.jpg

「ふたりの証拠」
ふたりの証拠.jpg

「第三の嘘」
第三の嘘.jpg


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つむじ風に運ばれた知人  必殺仕事人(4)11の山田五十鈴 [雑感]

<風の又三郎ともオズの魔法使いとも違う>つむじ風と竜巻は起こる気象条件が違い別物

知人が小学校の時のお話。
つむじ風が近づいて来ているな・・・と思ったとたん、逃げる間もなく体がふわっとして気が遠くなったそうだ。
気が付いたら小学校の運動場の端から端まで運ばれて倒れていたのだった。
単なる私の想像だが、風の渦が、お蚕さんの繭の上と下に穴を開けたような状態になって立ち上り、知人や周囲の土などを取り込んで移動したのだろう。
一分もかからないあっという間の出来事だったらしい。
下手をすると、風の渦に巻き込まれた瓦礫に体を傷付けられていたかもしれないし、ズタズタにされたかもしれない。
がしかし、その体験が何だかうらやましい。
知人は竜巻に巻き込まれたと言っていたが、ほんとうはつむじ風に巻き込まれたのだった。
私は運動場で小さなつむじ風に追いかけられたことはあるが巻き込まれたことはまだない。

何の前触れもなく、空気が乾燥した春の晴れの日に起こるつむじ風は、9月1日の風の又三郎の「どっとど どどうどどどうど どどう」の音とも違うし、オズの魔法使いの時の竜巻(積乱雲による上昇気流が地上のものを吸い上げる)の轟音とも違う音がするらしい。
そうだ肝心なことを忘れていた。
今度知人にあったらどんな音がしたのか聞いてみよう。

竜巻2.jpg




つむじ風の話題で頭がぼーっとしてきたので今日はこの辺で終了します。
次回、「必殺仕事人(4) 秀 催眠術をかけられる」の山田五十鈴さん(三味線弾きのおりく 元締め役)と縄張りをぶんどろうとする夢操りのお京(秋野暢子 笛を吹いて催眠術をかける)のことを書いてみます。
おりくの三味線とお京の笛(刀に仕掛けた笛で石笛のような音がする)の白熱した対決です。

柴犬カンチちゃんが、おまんじゅうのような顏でおそうめんを食べています。
北海道の気温が30°C
2014年6月2日号  題名「夏が来た」
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クレソンと小魚の炒め物  不穏な影(幽霊?)が見える家にはローズマリーがよい [雑感]

<クレソンとちりめんじゃこの炒め物>クレソンの風味と適度な噛みごたえ、ちりめんじゃこの香ばしさ
このごろほとんど毎日食しています。
クレソンはほんのちょっと茹でて使います。
クレソンを大根葉や芹に変えてみましたが、クレソン程の絶妙さがなく、かたくて顎が疲れます。
ちりめんじゃこを干しエビに変えてみましたが、ちりめんじゃこにはかないません。
ちりめんじゃこはきつねいろになるまでかりかりにするのが好きですね。
一味唐辛子や藻塩を加えたりもします。
すべて個人の好みです。

クレソン
クレソン1.jpg

ちりめんじゃこ
ちりめんじゃこ1.jpg


<男性の幽霊>
不穏な影(男性の幽霊らしい)が知人の家に現れるそうです。
家族全員が見るそうなんです。
脳の機能がある気分によってそういうものを作り出し見えてしまうと言ってしまえば簡単ですが、そう言うことが何を本人に要求していて、どんなことを知らせたいのかを、推察して見るのもよいでしょう。
一笑に付すだけではもったいない体験です。
私が不穏な影のことを知人から聞いてすぐ、元気のなかった知人は事故に遭い入院、リンパの病気も見つかって再度入院しました。
知人は、ローズマリー(ハーブ)が怪奇現象には利くと小耳にはさみ、不穏な影が出た所に置いているので現在はおさまっているそうです。
で、私もローズマリー(ハーブ)を居住している、と・あ・る・場所に置こうと思っています。 ぞ~~ぞわぞわ~。

ローズマリー
ローズマリー.jpg


円山応挙_幽霊図.jpg
幽霊図 丸山応挙   全生庵 蔵



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あられ 久助太郎   たよりなき危うき男性たち [雑感]

気管支炎の薬の副作用でしばらく体調が元どうりではありませんでしたが、
皆さまのところへはゆっくりと訪問させていただいています。
体が思うように動かなくなった時は、夢ばかりが駆け巡りました。
それをつきつめてゆくと、老病死が身近に感じられ、昼夜に関係なく悪夢にうなされての目覚めは、重苦しいものでした。
人間ができていないので、全てが無に帰してしまう死を恐がっている状態です。


あられ 久助太郎 味付けは醤油 細かいザラメ・大小の海苔等が付いています
久助太郎1.jpg

久助(きゅうすけ)とは、安い価格で販売されている割れたり欠けたりした煎餅やあられなどの割れ菓子のことです。色々な製品が混合されていますので楽しめます。
太郎と言う名前はありふれていて好もしく絶妙な命名です。
昨年よりグリーンコープで手に入れていますが、4種類のあられが入っており、その中でも一番好きなのは例えはよくないのかもしれませんが、なめくじ大の長い楕円を半分にしたような形のあられで、縦5ミリ横2ミリ幅の海苔が何枚か付いていたり、付いていなかったりしています。
この福なめ君(ブログ主が命名)は、写真では分かりにくいのですが、久助の助の字の右側にある2~3個のあられです。
醤油味が強くなく、あられに近いのですからほんの少しおもちの味がしてそこそこ香ばしいのです。
砕いてめんちかつのころもにすると、別の味が楽しめます。

18歳から先は、ほとんどいっしょに暮した事のない母に、料理を教わることはありませんでした。
私の物語詩の中に出てくる母の魂は、地底湖の藻の中で死んでしまっていて、時々家族の中に戻ってきては、ぼんやりと影薄く暮らしています。



時代劇で焼け火箸で小作人や罪人を懲らしめる役人や侍を見るとぞっとします。
私の書いている物語詩の中には、気の強い小母たちを束ねて、少々気の狂った命令を下す男が出て来ますが、その人物の原形は実の父(7年前に他界)です。
本当に昨今でこそパワハラやセクハラと言われ、やってはならないこととされていますが、言葉の暴力や一方的な体罰の多くは確実に人の見ていない所でなされるものですね。


5~6年前、私が投稿していたあるブログを止める時に、管理人である団塊の世代の男からメールが送られて来たのですが、その一方的な悪口雑言には驚かされました。
印刷してとってあります。絶対に許しません。
そっくりそのまま人に浴びせかけた子供じみた揶揄をお返しし、ご自分にこそ当てはめてもらいましょうか。
他の誰にも知られない、公開されない個人から個人に送られるメールでの個人攻撃は、人を見くびったいやらしいものです。人間の恥辱の部分です。
メールとは言え、いい年をして人を辱める言動を平気でしてしまい、度量の偏狭さが露呈しています。
私は一言たりともその男の悪口など言ったことがありません。
映画の記事のコメント欄に送られてきていた猥褻なコメントにもうんざりです。


のびのびとして幸せなカンチちゃんと付人さん(飼い主さん)に癒されます
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鎮まりの廃墟へ [雑感]

気管支炎で悪夢と無気力に襲われた後、早や4カ月がたち、仕事の合間に一日体験教室なども開き、あの世と現実の接点を書いた詩を5編詩誌に送り、ようやく体力がもどり立ち直りかけた。
癒し系のものをじっとながめぼんやり過ごす時間をもてるようになった。

ことの起こりは、除虫菊の中にたたずんでいるシカ(鹿)の写真のポストカードを10枚購入したことだった。
いつものようにインターネットで写真を探したのだが、アクテーブ コーポレィションンから販売されていることがわかっただけで、ポストカードの写真は見つからなかった。

そうこうしているうちに、行きついた先が、「北欧 廃屋の動物たち」(ナショナル ジオグラフイック日本版 2012年10月号)だった。
フインランドの野生動物キツネ、アカリス、アナグマ、ネズミ、フクロウが廃屋にやってくるのをアマチュア写真家のカイ・ファガーストロムと言う人が10年がかりで撮影したものだった。早速購入するつもりにしている。



廃屋の動物たち.jpg
「北欧 廃屋の動物たち」(ナショナル ジオグラフイック日本版 2012年10月号)

アカリス.jpg
「北欧 廃屋の動物たち」(ナショナル ジオグラフイック日本版 2012年10月号)


また教室の独奏で「帰れソレントへ」と言う曲をオカリナで吹奏してくれた人がいて、「ソレントと言うのはソ連のことですか」と言う者まで現れたので、イタリアのソレントを調べて見た。
かの美しい土地に行くためには、まずベスビオ火山の噴火で滅びたポンペイから出発、ソレント、カプリ島(青の洞窟)、ナポリそしてローマに行くとよいらしい。北イタリアのボローニャには是非行きたいと思っているのだが、そうこうしているうちにまたもや廃墟に行きついた。

廃墟2ソレント.jpg
製粉工場跡 ソレント(1866~)


もう一つ日本の廃屋 能登半島
能登半島の廃屋.jpg


人情厚い一家に憧れる!
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帰郷と覚書き [雑感]

観世音寺3.jpg
一泊した郷里近くのホテルからの眺めを弟が撮影

11月の初めに帰郷し、父の7回忌を兄弟と母だけで行った。
父の兄弟は生きていれば12人いたらしいが、生存している何人かの叔父叔母その他の親類縁者たちは郷里には少なく、ほとんどが東京周辺で家庭を持って暮らしている。
郷里の寺のお坊さんも奥さんも他の土地から来た人である。
親戚にせよ、お寺の方々にせよ、世間一般にせよ、言葉に配慮がなく思ったことをそのまま自我の拡張めいて口にする人々は苦手である。


お経の最中に私は自分の頭がおかしくなってしまったのではないかと言う体験をした。
人間界のことではなく、幽界からの投影であるとしか感じられないものが見えた。
一時的に乱視になってしまったような感じで自分自身を疑った。
阿弥陀様の顏が所々ゆがみその首に気味の悪い女性の顏がくっついていた。
錯覚であって欲しい。


私が5歳の頃、現在も幼稚園を経営しているその寺で、梵鐘を迎えるお稚児行列があった。
人ごみの中で誰かに確実に腕をつねられ痛みが走った。
まわりを見ると顏が邪鬼の意地悪そうな少女がいた。
その土地の陰の気からわいて出たような卑屈で哀れで憎々しげな少女の表情だったがすっと消えてしまった。
親戚縁者のことではさし障りが出てくるので公表出来ないことがけっこうある。



最近見た劇場映画
しばらくしたら感想を書いて見ようと思う

1)サプライズ 
2)フォレスト・ガンプ(午前10時の映画祭)
3)四十九日のレシピ
4)夢と狂気の王国
5)かぐや姫の物語
6)悪の法則


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